FCAジャパンは5月31日、ラージサイズSUV「ジープ・グランドチェロキー」に、125台限定車「スターリングエディション」を設定するとともに、全車を一部改良。6月9日より販売開始した。
グランドチェロキー誕生25周年車である「スターリングエディション」は、結婚25周年記念である銀婚式をモチーフとして、車名に「銀合金」を意味する「sterling」を採用。中間グレード「リミテッド」をベースに、シルバーアクセント付のフロントバンパーやフォグランプベゼル、グロスブラックグリルのほか、シルバールーフレールや25周年記念バッジ、特製のシルバーエクステリアバッジなどを装着した。
また、通常はオプションのデュアルペインパノラミックサンルーフや、ジープのヘリテージにインスピレーションを得た専用デザインの20インチアルミホイール、初代モデルのデザインを復刻したレザーシートを特別装備。さらにレザーインストルメントパネルやイリジウムシルバーのインテリアアクセントを追加して、内外装の質感を大幅に高めている。価格は6,200,000円。
同時に行われた一部改良では、従来のLEDクリアランスランプを、より光度の高いLEDデイタイムランニングライトに変更。Uconnectシステム(オーディオナビゲーション)をApple CarPlayとAndroid Autoに対応させたほか、オフロードページ(ラレード、リミテッド、サミット)やパフォーマンスページ(SRT8)といったコンテンツを追加している。さらに、USBポートを1基から2基へと増設した。
このほか「ラレード」「リミテッド」「サミット」のインテリアアクセント色を変更したほか、「ラレード」ではファブリックシートのデザインも変更。また「リミテッド」には、逆位相の音をスピーカーから発生させノイズを打ち消す「アクティブノイズコントロールシステム」を追加している。
価格は「ラレード」が4,990,000円、「リミテッド」が6,100,000円、「サミット」が6,750,000円、「SRT8」が8,100,000円。