世界有数の自動車部品メーカーであるフォルシアは9日、自動車のシート、インテリア、クリーンモビリティの技術開発拠点を横浜市に開設したことを発表した。
フォルシア・グループは、この拠点を軸に業界内での地位をさらに向上させ顧客とより親密な関係を築き技術提携を確立させることで、Smart Life on Board(スマートライフ・オンボード)およびSustainable Mobility(持続可能なモビリティ)に関する技術開発をさらに加速していく。
フォルシア・ジャパン株式会社代表取締役Olivier Fidryからのコメント: 「この度、新しい施設ならびに技術開発拠点の開設という日本におけるフォルシアの重要な節目を迎えることとなりました。最新技術を導入した施設に、弊社のビジネスや技術に関するすべての取り組みを集約させ、お客様とのより緊密な関係の構築に役立てていきたいと考えております。弊社はこれからも、日本の各自動車メーカーとの関係を強化し、Cockpit of the Futureおよびパワートレインの電動化を重点に置いた技術変革に邁進してまいります 」
1996年に日本市場へ本格的に進出をして以来、フォルシアは京都工芸繊維大学などの教育機関との提携や二社の合弁会社と連携し、日本のさまざまな自動車メーカーと緊密な関係を構築している。