3列SUVセグメントがファミリーカーとして人気を高めている中、スバルUSAとペットの安全を守るための調査や支援を行う非営利団体センター・フォー・ペット・セーフティー(Center for Pet Safety: CPS)が気温の上昇や旅行シーズンの始まりを前にしてSUV車内におけるペットの安全を守るための勧告を行った。
自動車の衝突事故においてきちんと繋がれていないペットは簡単に投射物と化してしまい、ペットや人間の重大な怪我の原因となってしまう。だからこそ、スバルUSAとCPSは自動車においてペットの安全確保の重要性の認識を広めるために協力している。より大型な3列SUVが普及する中、スバルUSAとCPSはこの独特なデザインを持つ車内においてどこがペットにとって安全・危険なのかを検証した。
スバルは3列SUVである新型アセントを発表しており、北米市場において更なる成長を目指している。よりダイナミックになった性能と快適なドライブを実現する広い内装、そして最新のドライバーアシスト技術が特徴となっている。新型アセントは座席が3列あり、2列目はキャプテンズチェアとベンチチェアの二種類から選べる。
スバルは常に安全を念頭に開発を進めてきた。2019アセントはアイサイト ドライバーアシストテクノロジーが標準装備されており、自動ブレーキやクルーズコントロールが機能である。また、新しくアイサイト アシストモニター(EAM)も追加され、アイサイトの警告をヘッドアップディスプレイに、システム情報をフロントガラスに投影する。
CPSとスバルの提携は2013年のペット用シートベルトの試験から始まった。驚くことに市場に出回っている様々なペット用ベルトには安全性に大きな差があり、多くは衝突事故の際重大な怪我や負傷につながってしまうことがわかった。試験の目的はペットを乗せて安全に運転する重要性の周知を進めるためで、2014年にCPSより勧告書が発表された。2015年にはペットの安全を守るグッズのランキングを発表した。ペット移動用のケージやキャリアの試験プロトコルなども2016年にCPSが発表している。
詳しくは:http://www.centerforpetsafety.org/
および:http://www.subaru.com/pets