これまでのアストンマーティンとは一線を画する走行性が話題の新型ヴァンテージ。その真価をジャーナリスト兼レーシングドライバーの佐藤久実がテストした。ポルトガルのサーキットで感じた真実をレポートする。
REPORT/佐藤久実(Kumi SATO)
過敏な動きこそないが、操舵に対してリニアに反応する。
リアルスーパースポーツカーであることを確信!
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アストンマーティン ヴァンテージ
■ボディサイズ:全長4465×全幅1942×全高1273㎜ ホイールベース:2704㎜ ■車両重量:1530㎏(軽量オプション装着車) ■エンジン:V型8気筒DOHCツインターボ 総排気量:3982cc 最高出力:375kW(510ps)/6000rpm 最大トルク:685Nm/2000〜5000rpm ■トランスミッション:8速AT ■駆動方式:RWD ■ステアリング形式:パワーアシスト付きラック&ピニオン(電動式) ■サスペンション形式:前ダブルウイッシュボーン 後マルチリンク ■ブレーキ:前後ベンチレーテッドディスク ■タイヤサイズ:前255/40ZR20 後295/35ZR20 ■環境性能(EU複合) CO2排出量:245g/km 燃料消費料:10.5ℓ/100km ■パフォーマンス 最高速度:314km/h 0→100km/h加速:3.6秒