UACJは研究開発体制のグローバル化の一環として、4月1日、UACJ North America, Inc.（米国イリノイ州シカゴ市）内に同社初の海外研究開発拠点であるR&D Center (North America)を設置した。
UACJグループは、北米において、自動車向けアルミニウムパネル材・構造材・加工部品、自動車および空調用の熱交換器用材料、缶材、IT製品向けアルミニウム材料などの事業拡大に取り組んでいる。特に、厳しい環境規制を背景として、ガソリン車およびディーゼル車の燃費効率の改善、電動車の航続距離向上が求められており、自動車メーカー各社からの車体軽量化ニーズが高まっている。
同社は北米に研究開発拠点を設置することにより、自社の生産拠点ごとの製品開発や生産技術をサポートするとともに、顧客のニーズを的確に汲み取り、迅速に対応していく。
今後、成長性の高い事業領域においてグローバルなR＆D活動を拡充し、日本のR＆Dセンターとの連携を図りながら、それぞれの地域のニーズに応じた新製品と新技術の開発を進めていく。
部署名 R&D Center (North America)
設置場所 UACJ North America, Inc.（米国イリノイ州シカゴ市）内
設置時期 平成30年4月1日
センター長 細見 和弘（UACJ執行役員、R&Dセンター副所長）
