富士通は、バッテリーフリービーコン「FUJITSU IoT Solution Battery-free Beacon PulsarGum(PulsarGum;パルサーガム)」を機能強化し、3月30日より販売開始する。本製品は、株式会社富士通研究所の研究成果を活かし、従来品に比べて約10分の1の明るさでも動作可能であるため、照明を抑えた製造現場や施設の廊下、物流倉庫内などより幅広い現場での活用が期待できる。
IoTの普及にともない、幅広い業種・業界でIoTデバイスの導入による業務革新の検討が進んでいる。IoTデバイスのひとつであるビーコンは、手軽に導入できるため広く利用されていますが、新たにお客様の業務環境に設置する際は、各ビーコンの電源の確保や設置作業の手間が大きな課題となっていた。
富士通の提供する、太陽電池により電池交換が不要かつ軽量で設置が容易なバッテリーフリービーコン「PulsarGum」は、顧客の業務環境で活用されてきた。従来品は照明の近くでの利用を想定していたが、製造現場や施設の廊下、物流倉庫など、照明の抑えられた現場でも利用したいといった顧客の声があった。