小田急電鉄とタイムズ24は、2018年4月10日(火)から、カーシェアリングをお得に利用できるサービス「レール&カーシェア」を開始する。
これは、交通系ICカード「PASMO」を利用して小田急線の指定駅まで乗車した後、小田急電鉄が保有する指定の駐車場からカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」を利用すると、同サービスの料金が割引になるもの。この取り組みは首都圏の鉄道会社では初となり、小田急線成城学園前駅や新百合ヶ丘駅、小田原駅など12駅で連携を開始する。
小田急電鉄は、複々線の完成により3月17日(土)から新ダイヤで運行を開始しており、二次交通手段を充実させることにより、さらなる鉄道利用の促進を目指している。
タイムズ24は、公共交通と連携し、駅周辺に車両を配備することで、二次交通手段としてのカーシェアリングサービスの拡充を目指している。
この両社の狙いが合致したことにより、両社が連携し、目的地の最寄り駅までは小田急線で向かい、最終目的地まではカーシェアリングを利用するという移動手段を提供する。また、本サービスは、利用客の移動利便性向上とともに、環境負荷の軽減や、交通渋滞の緩和にもつながる。
両社は、今後、利用状況に応じて、小田急が沿線に保有する各駐車場へのカーシェアリング車両配備や、その場でタイムズカープラスの入会手続きが完了する無人入会機の設置を推進していく。
開始日:2018年4月10日(火)
割引:PASMOを利用して小田急線の上記指定駅まで乗車した後、当日中に上記の指定駐車場のタイムズカープラスを利用すると、利用料金を206円割引する。