ニューヨーク国際モーターショーで発表されるトヨタ・カローラハッチバック。いわゆるCセグメントど真ん中に投入されるニューモデルのカローラハッチバックを、同じくCセグメントの並み居るライバルと比べてみる。
新型モデルが発表になると、気になるのは、デザイン? 燃費? パワートレーンの種類? もちろん価格? となるわけだが、もうひとつ重要なのは「サイズ」ではないだろうか? 自分の駐車スペースに入るか。狭い道での取り回しはどうか?
そこで、全長×全幅×全高とホイールベースを比較してみることにする。
カローラハッチバックが属するのは、いわゆる「Cセグメント」と呼ばれるカテゴリーだ。ここで、「標準器」の役割を果たすのは、VWゴルフである。
ゴルフⅦの全長を100%として各モデルがどのくらいの大きさなのか示してみる。
意外、と思われるかもしれないが、ここにあげたCセグハッチバックで、VWゴルフⅦより全長が短いモデルはないのだ。全幅の拡大は、ルノー・メガーヌの1815mmが最大で、1800mmというところがおおよそ最大幅になりつつある。
それに対して全長は、まだまだ伸びている。
メルセデス・ベンツの新型Aクラスは、旧型比で64mmも全長を拡大している。
全長が長いほど居住性が高いか、というと必ずしもそういうわけではないが、参考にはなるだろう。
駆動方式は、BMW1シリーズ以外は、エンジンをフロントに横置きするFFレイアウトを基本としている。
では最も小さいゴルフから小さい順に見ていこう。