アウトモビリ・ランボルギーニの2017年度の売上が10億ユーロを突破した。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのランボルギーニ。その躍進の背景には日本のマーケットも貢献していた!
ランボルギーニの躍進が止まらない。2017年度、ランボルギーニの世界販売台数は前年3457台から3815台へと10%拡大し、7年連続の成長を果たした。また、売上も前年の9.06億ユーロから10.09億ユーロと11%増え初めて10億ユーロを突破したという。
この躍進の背景には、12気筒モデルのアヴェンタドールと10気筒モデルのウラカンの販売が世界的に好調なことが挙げられる。国別の販売台数はアメリカが1095台で1位、なんと2位には411台の日本が入っている。以降、イギリス(353台)、ドイツ(303台)、中国(265台)、カナダ(211台)、中東(164台)と続く。
アウトモビリ・ランボルギーニCEOのステファノドメニカリは「ランボルギーニはまたも記録的な年を達成し、再び業績目標を上回る成績を収めることができました。スーパー・スポーツカーで新モデルの立ち上げの準備を進める一方、サンタアガタ・ボロネーゼ本社の生産能力を倍増させるという2つの大仕事を同時に行い、製品ポートフォリオの大躍進を果たしながら達成いたしました。すべては私たちの優秀なチームの功績によるもので、彼らなくしては実現できなかったでしょう」と業績好調の見解を語っている。
今年は初のSUVのウルスも発表となり、より一層、魅力的なラインナップとなったランボルギーニ。2018年度の業績はさらに伸びそうな予感大だ。それにしても、持っている人は持っているものだ……と記事を書いていて嘆息。