ディーラーやカー用品店、整備工場、鈑金塗装工場、ディテーリングショップなどが取り扱う部品・ツール・サービス類の展示会「第16回国際オートアフターマーケットEXPO2018」が3月14日より16日までの3日間、東京ビッグサイトで開催された。その中から、大手部品・材料メーカーのアフターマーケットにおける取り組みや、一般ユーザーがクルマのメンテナンスを受ける際に役立つアイテムをピックアップする。
モータースポーツおよびチューニングカー向けのブレーキ関連製品を幅広くラインアップするディクセルは近年、そのようなプロやクルマ好きが愛用する高性能タイプのみならず、一般ユーザー向けの安価かつ高性能なブレーキパッド・ローター・フルードの拡販にも注力。その結果、同社製品を取り扱うディーラーや整備工場は着実に増え続けている。
IAAE初出展となる今回は、純正品よりも安価かつ高性能で車検時の交換に適した国産車専用「EC（エクストラクルーズ）タイプ」および輸入車専用「プレミアムタイプ」ブレーキパッド、「PDタイプ」ブレーキローター、「ブレーキフルードDOT5.1」のほか、スポーツパッドのエントリーモデル「ES（エクストラスピード）タイプ」、輸入車にも対応しダストを純正品より約90%低減する「Mタイプ」を中心に展示。
また、一般ユーザーに多い「車検費用でお悩みの場合」「ブレーキダストでお悩みの場合」を想定した提案パネルを、同社製品と純正品との定価比較表とともに掲載し、ユーザーにとってはコスト低減と性能・快適性アップ、ディーラーや整備工場にとってはユーザーからの信頼と入庫獲得に寄与することをアピールしていた。
そして同社は、ストリート向けの「ECタイプ」、「ESタイプ」、「プレミアムタイプ」、「Mタイプ」ブレーキパッドと「PDタイプ」ブレーキローター（前述4種類のパッドまたは純正パッドとの組み合わせのみ）を対象として、装着から2万km以内、一般のストリート走行のみで早期摩耗した場合に新品と交換する「摩耗保証制度」を2015年11月より開始。
さらに、「プレミアムタイプ」、「Mタイプ」、「Xタイプ」、「Zタイプ」ブレーキパッドに鳴き止めシムを同梱し、パッドセンサーを新車装着している輸入車用のパッドにはパッドセンサーをセットにするなど、一般ユーザーのかゆいところに手が届くサービスを展開している。
そのほか同社ブースでは、ブレーキパッドグリースの適正な塗布位置を示した模型も展示。一般ユーザーとショップの双方に対しきめ細かなサポートを行う同社の姿勢を強く訴求する展示内容となっていた。
