PORTOは黒川町まちづくり運営協議会(佐賀県伊万里市の町民団体)と共同でコミュニティバスの運行支援の実証事業を、2018年3月20日より開始する。
今回の実証事業は、既存の公共交通網を見直し、町民の利便性を向上させることを目的として、町独自のコミュニティバスの運行を開始される佐賀県伊万里市の黒川地区を対象としている。PORTOは、継続的な運営ができるようクラウドシステムとIoTを活用した低コストの運行管理やビッグデータに基づく運行ルートやダイヤの改善のシステム提供、コミュニティバスを起点とした地域コミュニティ強化のための施策などを行う。
1.便利で効率的、 運営持続可能なバス運行を実現していく仕掛け
・バス運行管理会社向けのクラウド運用管理ツールの提供
・利用者向けへ時刻表やバスの位置情報の提供
・上記運用に基づく運行ルートや運行ダイヤの改善
2.乗りたくなる、 乗っていて楽しいバスを実現するための仕掛け
・ドローンで撮影した佐賀県伊万里市の映像などコミュニティバス限定の動画配信
・黒川公民館に設置する大型モニターと連動した住民向け情報の配信
・コミュニティバスと連動した地域住民向けの施策立案
将来的には住民向けIoTデバイスを開発し、地域住民の見守りサービスの提供を予定しており、地域住民の交通手段と絆を維持するサポートも行っていく。