パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、中華人民共和国 大連市の車載用角形リチウムイオン電池工場で量産出荷を開始し、13日出荷式を挙行した。
近年の環境意識の高まりを背景に、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車など環境対応車の市場は年々拡大している。このような中、同工場は中国におけるパナソニック初の車載用角形リチウムイオン電池の生産拠点として準備を進めてきた。
同工場では、需要拡大が期待されている車載用リチウムイオン電池の中でも、高出力高容量で安全性の高い角形電池を北米市場ならびに中国市場へ向け出荷を開始し、その後、供給先を増やし、環境対応車のさらなる普及に貢献する。
パナソニックは、同工場の量産出荷開始により、車載用リチウムイオン電池において、日本・アメリカ・中国の世界3極での生産体制を整えた。今後、これら拠点を活かし、車載電池のグローバル競争力を一層強化し、さらなる車載電池事業の拡大を図る。
【大連工場概要】
会社名: パナソニック オートモーティブエナジー大連有限会社
所在地: 中華人民共和国 遼寧省大連保税区海明路177号
設立時期 :2016年2月
資本金: 9億元
代表者: 董事長 劉 国臣、総経理 山西 伸和
事業内容 :環境対応車向け電池の設計・製造・販売、サービス等
従業員数 :約500人