AIなどの先端技術でコンタクトセンター業界向けのデジタル化ソリューションを提供するジーエルシーは、新たにスマートミラーと画像認識技術を組み合わせることで、来店者の属性推定や行動解析を行うマーケティングプラットフォームの提供を開始した。
■勘と経験に頼った店舗経営から脱却
「お客さんは来るのに売れない理由がわからない・・・」
「勘に頼った店舗経営をしている・・・」
「店舗の導線設計はこれでいいんだっけ・・・」
店舗経営の現場は上記のような「勘と経験」に頼ったものになっていないだろうか。確かにこれまでのツールでは、POSデータから購買傾向を分析することで精一杯だった。しかし、購入前の「来店者データ」にこそ、店舗経営を改革するための「宝の山」が隠されている。
ジーエルシーはそれらのデータを自然に取得し、精緻に解析するためのソリューションを開発した。このソリューションを使えば、店舗の売上向上や顧客満足度の向上のために、店舗スタッフの勘や経験だけではなく、定量的なデータに基づいた施策を講じることができる。
■本プラットフォームを実現する画像認識技術の進化
「来店者データ解析プラットフォーム」は、世界トップクラスの画像認識技術・顔認識技術を応用することによって実現している。年齢・性別のようなデモグラフィックデータを認識し、リアルタイムで顔面の表情・目の位置・頭の方向・ 視聴時間・服の色など多くの情報をリアルタイムで計測することができる。
※画像認識エンジンはエイコム社より提供を受ける
■本プラットフォームで得られるデータ
「来店者データ解析プラットフォーム」を使えば、以下のマーケティングデータが取得可能。
・ディスプレイ注目時間の計測
カメラ内の動く対象を追跡して認識し、来店者毎の注目時間を測定。
・年齢・性別の分類
来店者の性別・年齢区分を知ることができる。
・表情の認識
来店者の6種類の表情を同時に分析収集。
・服の色判定
来店者の着用する服の色を分析収集。
・ヘッドポーズ推定
来店者の向いている方向が測定でき、注目されている場所を推測できる。
・通行人数
カメラ前を通り過ぎた人数を把握できる。
■本プラットフォームの提供機能
「来店者データ解析プラットフォーム」では、以下のような機能を提供する。
・自動データ収集
・ピープルカウンター機能
・データ分析プラットフォーム
・サイネージプレイヤー機能
■こんな人にオススメ
「来店者データ解析プラットフォーム」は以下のような企業・店舗にオススメ。
・購買者(POSデータ)だけではなく、来店者のデータを分析したい
・来店者に最適な広告表示や商品のオススメを行いたい
・データ活用によって、売上向上や需要予測を行いたい
・データに基づいて、商品配置や導線設計を行いたい
・「お客さんは来るのに買ってもらえない」という状態から脱却したい