カールスルーエ交通連盟(KVV)とダイムラー傘下のモビリティテクノロジー企業「moovel」が3月からオンデマンド・シャトルサービスを開始する。3月6日~8日の間に開かれるIT-Trans2018において、パイロット操作の一環としてカールスルーエ市内で試験運行される。期間中、市民や来訪者は無料でこの新たな交通サービスを利用できるとのことだ。
アルゴリズムを駆使した個々のルートプランニング
スマートフォンからの簡単予約
このオンデマンドサービスは非常に簡単に利用できる。“KVV.mobil” のアプリがユーザーの位置情報を取得し、目的地への適切なシャトル経路を検索してくれる。ユーザーがオンデマンドサービスを利用すれば、カールスルーエ市内100カ所にわたる「バーチャルストップ」の乗り降り場からミニバンに乗れるとのことだ。目的地への経路は交通量データや地元交通網データなどからリアルタイムで更新され、なるべく早く着くようになっている。