BASFのコーティングス事業本部は、「BASF自動車用OEM塗料カラーレポート」で、2017年の自動車市場における世界的なカラー分布の分析を提供している。
ブルーとグレーの色合いが欧州の路上で増加
北米では特別なエフェクトの無彩色が優勢
成熟したアジア太平洋市場では、個性を表す明るいレッドと上品なカラーが引き続き人気を集める
トレンド能力と革新的なカラーコンセプト
自動車カラーの世界的な分布を分析する「BASF自動車用OEM塗料カラーレポート」は、BASFのコーティングス事業本部が毎年発表する自動車のカラートレンドを補完するものだ。トレンドコレクションは自動車の未来を形作るカラーのコンセプトを提示するが、カラーレポートは現在のマーケット状況に関係しており、前年のデータを参照している。過去数年間で色の多様性は増加し、革新的な色のコンセプトの可能性は多面的になっている。そのためBASFはOEMと緊密に協力して、自動車ブランドの精神を強調する魅力的な外観や感触を作り出している。
現在、何百もの色が販売されているが、塗料にはユニークな効果も含まれており、塗料の機能性はますます重要な役割を果たす。統合温度管理ができる塗料は、持続可能な将来のモビリティを強化する。車両表面と車両内の温度上昇を最小限に抑えることでエアコンの費用を節約し、燃料消費量の削減や電気自動車の種類が拡大することにもつながるのだ。