2月2日〜5日までの期間、千葉県の幕張メッセで開催される「ジャパンキャンピングカーショー2018」。会場に展示されていたのはいわゆるフツーの乗用車、プリウスαも立派なキャンピングカーとして活躍します!?(PHOTO:山田俊輔)
「プリウスαにお風呂が付いている!」
……言ってる意味がわからないかもしれないけれど、その言葉の通りなのだからしようがない。
こちらは普通のプリウスαのようだが、よ〜く見ると、なにやら大きな箱を牽引している。その箱の後方に回り込むと……
お風呂!
でっかいバスタブがあるじゃないですか。
こちらはクロコアートファクトリーが取り扱うKNOTT社の「ルーメット」という製品である。ルーメットとは「小さな部屋」という意味で、この卵の殻がデザインのモチーフ。ボディにRTM工法の強化プラスチックボディを採用、フロア材にテクセルを組み合わせることで軽量かつ高強度化を実現している。
このルーメットは拡張性の高さが自慢で、バスタブを取り付ければ今回のスペシャルなお風呂となるし、棚やソファーを置いてキャンピングカー仕様にしたり、移動販売車にするのだってお手のもの。
しかもこのお風呂・ジャグジートレーラーには、汚水浄化システムが搭載されていている。川の水や雨水を複数のフィルターで濾過してキッチンやお風呂用に利用できるので、キャプ用途としても便利である。
1/30 ルーメットショート:1,980,00円
1/30 ルーメットロング:2,180,000円
なおこのルーメットは、全長4570mmのショートタイプ(約4.5畳)、全長5595mのロングタイプ(約6畳)の2タイプがあり(※)、牽引免許が不要。維持費は2年間で33,250円(自賠責保険:25か月4,650円、自動車税:1年間10,200円、重量税:2年間8,200円)と、意外とコストが掛からないのも魅力なのである。