出光興産の100%子会社である出光大分地熱の滝上バイナリー発電所が「ENEX2018 第42回地球環境とエネルギーの調和展」にて、 一般財団法人新エネルギー財団より、 平成29年度新エネ大賞の最高ランクとなる「経済産業大臣賞」を受賞し、 14日表彰された。
地熱は天候によって発電量が左右されない再生可能エネルギーであり、 日本は世界有数の地熱資源を有していることから注目されているが、新規で開発を行う場合、地下資源調査から発電所建設まで10年程度かかるなど開発に長い年月を要することが課題となっていた。
滝上バイナリー発電所のみならず、既存発電所にバイナリー方式を導入することによって、比較的短期間で発電容量の向上が望める。日本全体で新規開発を推進するとともに、バイナリー方式の導入を進めることによって、資源ポテンシャルの最大化が図られ、国策である地熱発電の拡大にもつながる。