ハンファQセルズジャパンは、Qセルズブランドとして初めて、住宅向けハイブリッド蓄電システム 「HQJB-Aシリーズ」を2018年4月上旬より販売開始する。
近年、太陽光発電システムを取り巻く環境は急激に変化している。政府によるZEH普及促進に加え、電気料金の上昇への対応、災害時への備え等の理由により太陽光発電システムへの期待はますます高まっている。更に住宅用太陽光発電はこれまで、発電した電力の余剰分を電力会社へ売電することが主流だったが、昨今は発電した電力を蓄えて使う「自家消費スタイル」が注目され、蓄電システム導入のニーズも高まってきている。
このような背景をもとにQセルズは、太陽光発電システムに加え、自社ブランドのハイブリッド蓄電システム新製品をラインナップに追加する。本システムのハイブリッドパワーコンディショナは、96.5%という業界トップクラスの変換効率であることから、太陽光から得られるエネルギーを最大限活用することができる。また、停電時の自立出力は最大2.0kVAを実現し、停電時でも冷蔵庫や照明などとともに炊飯器や電気ポットなど生活家電も同時に使うことができるなど、万一の時も電気を利用することが可能。またシステム保証は15年、損害補償も10年と、安心して利用できるサポートサービスも用意している。
※1 ZEH(ゼッチ/ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「快適な室内環境」と、「年間で消費する住宅のエネルギー量が正味で概ねゼロ以下」を同時に実現する住宅のこと。経済産業省は「2020年までにハウスメーカー等の建築する注文戸建住宅の過半数でZEHを実現すること」を目標とし、普及に向けた取り組みを行っている。
※2 蓄電池ユニットは10年、カラーモニターセット、ハイブリッド蓄電用リモコンは1年の保証期間。
■「HQJB-Aシリーズ」主な特長
・ ロスの少ない業界トップクラスの電力変換効率96.5%を実現。
・ 自立出力電力が最大2.0kVAで、停電時でも安心して電気を使うことが可能。