三井化学は、2018年2月15日(木)から、ワンタッチで遠近を瞬時に切り替えられる次世代アイウェアTouchFocusの販売を開始する。
一見するとスタイリッシュなメガネにしか見えないTouchFocusのフレームには、電子回路が内蔵されている。フレームのタッチセンサーに触れると、液晶レンズが作動し、瞬時に遠近の切り替えが起こる。近くを見る時だけワンタッチで近方に焦点を合わせることができるため、メガネをかけ外すことなく、歪みが少なく広い中間から遠方の視界が実現できる。20種類のフレームを用意し、顧客の度数に合わせてカスタマイズする。
ON/OFF操作によるレンズの度数制御を可能にしているのが、9層の特殊なレンズ構造。TouchFocusは、その複雑なレンズ構造が可能にする驚きのテクノロジーを搭載している。OFF時は、液晶の屈折率がレンズ材料MR(屈折率1.67)と一致しているため、回折構造を感じない。ON時には液晶分子が垂直配列になり、液晶の実効屈折率が1.67から1.53へ変わる。液晶とレンズ材料の屈折率の差と度数を実現する回折構造により、電子的に加入される。
切り替えは、一見デザインにしか見えないシェブロン(紋章)部分に約1秒触れるだけ。フレームに内蔵された電子回路が起動して、リーディングゾーンを瞬時にONにする。右フレームのテンプル(つる)の先端へ、着脱可能な小型・軽量バッテリーを装着。バッテリーはUSB充電で、いつでもどこでも簡単に充電ができる。フル充電で約10 時間の連続使用*ができ、1日平均1時間のリーディングゾーンON状態であれば、1週間程度持つ。(*リーディングゾーンをONにし続けた状態での連続使用時間)
「既成概念にとらわれず、常にあふれる好奇心を胸に挑戦を続け、変革を起こしていく」。そんな時代をリードする革新者たちの可能性を無限に広げるために生まれたのが、次世代アイウェアTouchFocus。年齢を重ねるとともに誰もが直面する目の悩みに、アイウェアの常識を超えた先進のテクノロジーと、洗練されたデザインで応える。
今回は、店舗を限定しての販売開始となるが、順次地域・店舗を拡大していく予定。18年秋頃から販売を全国展開、19年春頃に日本で100店舗での販売を目指すと共に、22年頃には年間5万本の販売を目標としている。メーカー希望小売価格は25万円(税別)。
■東京
・日本橋三越本店 本館7階 メガネサロン 2/15~ 2/15~19は7階メガネ催事会場
・東京メガネ西武池袋店 西武池袋本店9階 メガネサロン 2/15~ 2/15~27は6階特設会場
・東京メガネ日本橋人形町店 2/15~
・東京メガネ八王子店 2/15~
■名古屋
・ジェイアール名古屋タカシマヤ店 2/24~
・ジェイアール名古屋タカシマヤ11階 メガネサロン 2/24~
・メガネの和光 栄本店 2/24~
■神戸
・東京メガネそごう神戸店 そごう神戸店本館8階 メガネサロン 2/15~