ベントレーは、デビュー以来その強力なパフォーマンスと究極ともいえるラグジュアリー性で魅了してきたスーパーSUVの「ベンテイガ」で、あのパイクスピークにチェンレンジするという。
ベントレーは、2018年6月24日に開催されるパイクスピーク インターナショナル ヒルクライムに、同社のハイエンドSUV「ベンテイガ」で初参戦することを発表した。
開催地のコロラドスプリングスの山麓は、156カ所ものコーナーが連続する全長22 kmのアスファルトコース。ここを全開で駆け上がり、SUVとして過去最速タイムの達成を狙うという。
現在、ベントレーのモータースポーツ部門では、車両を準備中だ。このプロジェクトを率いる担当ディレクターのブライアン・ガッシュは次のようなコメントを残している。
「デビュー以来、ベンテイガは英国ビスポーク車のクラフツマンシップとパフォーマンス、グランドツーリング能力が組み合わされた唯一無二のモデルとして、ラグジュアリーSUVの世界でベンチマークを打ち立ててきました。私たちは2018年のパイクスピーク インターナショナル ヒルクライムにおいても、この世界で最も過酷なマウンテンロードコースを制して新たなベンチマークを打ち立てたいと考えています」
最高出力608 psを誇るW12エンジンを搭載するベンテイガ。トルクも900 Nmというだけにこのヒルクライムでも強力なパフォーマンスをみせるはずだ。最新のインテリジェント オールホイール ドライブシステムやエアサスペンション、さらに48Vアクティブ アンチロールバー システムなどの優れた効果が、このチャレンジによってその威力が立証されるだろう。
ドライバーなどのプロジェクトの詳細は近日中に発表される予定だ。