WHILL, Inc.(CEO: 杉江理、 本社: 米国カリフォルニア州、 以下WHILL)は、 米国ネバダ州ラスベガスにて開催されるコンシューマ・エレクトロニクス分野での世界最大級の見本市「CES 2018」に、 米国向けモデルのパーソナルモビリティ「WHILL Model Ci (ウィル モデル シーアイ) 」を出展し、 「Accessible Tech」部門で「Best of Innovation Award」を受賞した。
今回のCESで披露されたWHILL Model Ciは、日本市場向けに2017年4月に発表した普及価格帯モデルの「WHILL Model C」の米国向けモデル。WHILL Model Cとは、速度設定やカスタマーサービスの一部の仕様が異なる。WHILL Model Cと同様、 車載性や収納性を高める分解機能に加え、 通信回線搭載によるカスタマーサービスの提供が可能。
「CES Innovation Awards」は、28の製品分野において、注目すべき製品を複数表彰するもので、製品の品質、デザインの美しさ、ユーザーに提供する価値、製品仕様の独自性と新しさ、競合製品に比べての革新性という評価基準で審査される。「Best of Innovation Award」は、「CES Innovation Awards」の中でも各製品分野で最も優れた製品に贈られる賞で、WHILL Model Ciの革新的なデザイン、操作性、小回り性能、iPhoneアプリによる遠隔操作機能、カスタマーサービスにIoTを活用した点などが高く評価された。
WHILL Model CiはCESでの出展を皮切りに、米国の総合リハビリ事業大手のNational Seating and Mobility社や車椅子やスクーターのレンタル大手のScootaround社、福祉用具のオンライン販売を行うSpinlife社などの代理店を通じて米国で販売開始する。