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“東京”とはひと味違う? 「大阪モーターショー」初日レポート

2017.12.09 15:45
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乗り物
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西日本最大級のモーターイベント「大阪モーターショー」が12月8日(金)、インデックス大阪で開幕。当日は平日にも関わらず、子供連れやカップルも数多く来場しており、クルマ離れを感じさせない盛り上がりを見せていた。なお、イベント会期は12月11日(月)までとなる。(PHOTO&REPORT:石川 順一)

実現が待たれる先進技術

記念すべき第10回となる今回は、『クルマがクルマを超える日~進化と深化の物語~』がテーマ。AIや自動運転といった近未来を感じさせる技術がおごられたコンセプトカーが一堂に集結した。特に注目を集めていたのが、トヨタ、日産、ホンダなど大手メーカーのデモンストレーションだ。コンパニオンの流暢な解説とともに表示される映像やコンセプトカーの動きに来場者は熱い視線を送っていた。

活発な地場企業の出展

自動車のイマを感じさせる展示も数多く見られた。大手メーカーの展示や試乗会が賑わいを見せていたが、西日本のカーショップのブースも負けていない。
そのまま住めそうなほど快適な車内を実現したり、
他では絶対に見ないあの車を左ハンドルにしたり、
公道での乗り心地も林道での走破性も両立したクロカンなど、
個性豊かなカスタムカーが勢ぞろい。来場者の琴線に触れたのか、その場で商談をする場面も見られた。
マニアを唸らせるスポーツカー、レーシングカーも出店されていた。
現代的な装備にカスタムされて当時以上の輝きを放つ、市販台数195台の超希少車、2代目スカイラインGTーRに、1960年代のレースシーンを賑わせた伝説のポルシェ904のレプリカモデル。
こうした車が存在し続ける限り、どんなに技術が進んでも車を運転する楽しみは残り続けていきそうだ。

紡がれ続ける自動車文化

そのほか、使いやすく技アリのカー用品やメンテナンス用品を認定する「日刊自動車新聞用品大賞」のノミネート商品の展示や、実物大ミニ四駆の展示、公式テーマソングのライブ演奏などが催されており、自動車文化の広がりを感じられた。ボルダリングやミニ四駆のレース大会が開かれるなど、子供から大人まで自ら体験して楽しめるイベントも盛りだくさん。
大阪モーターショーは12月11日(月)まで。10日には一般のスーパーカー・オーナーが自らハンドルを握り、大阪府下を巡るラリー「Rally Osaka Motor Show2017」も同時開催される。今週末は大阪から目が離せなそうだ。
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