11月某日、北米市場向けのゴールドウィングの技術発表会がプレス向けに行われた。そこで開発陣営は、「今回の新型は空飛ぶ絨毯のような快適性を目指した」と話した。従来モデルのようにどっしり、ゆったり走るだけではない、一歩も二歩も上のレベルの乗り心地のカギは、「第三世代DCT」と「ダブルウイッシュボーン」の足周りにあった。(REPORT:近田茂)
まず注目したいのが次世代DCT
今回の新型でドラスティックな進化点を上げるとすれば、新世代F6ユニットに第三世代の最新DCT を搭載した事。そしてバイクとしては斬新なサスペンション構造を採用したことが見逃せない。
6速→7速化の恩恵とは?
DCTの変速ショックを低減
DCT のクラッチにはスプリングダンパーを装備。シフト系にもフォークシャフトダンパーラバーや、マスターアームダンパー緩衝ラバーを追加し、変速音低減と共にシフトフィールを上質なものにしていると言う。
フロントサスペンションも大刷新!