東京モーターショーのトヨタ車体ブースにおいて、「Focus your lifestyle 人に寄り添う車」をキーメッセージとして2台のコンセプトモデルが発表された。
「電動化や自動運転、コネクテッドといった最新技術を搭載し、環境、安全といった社会課題にも対応してゆく」と宣言するトヨタ車体の増井敬二社長より、「人々の生活や仕事、街や社会に真摯に向き合い、乗る人や働く人にやさしいクルマづくりへの思いを形にした」という2つのコンセプトモデルのベールがはがされた。
さらにこのD-CARGO CONCEPTをベースとして、世界で活躍するビジネスパーソンに快適なプライベート空間を提供する「LCV BUSINESS LOUNGE CONCEPT(エル•シー•ブイ•ビジネ•ラウンジ コンセプト)」と、2020の東京オリンピック•パラリンピックを睨んだと思われる、車いすアスリートが、ひとりで楽に競技用具を積み込んで快適に運転することのできる機能を搭載した「LCV ATHLETIC TOURER CONCEPT(エル•シー•ブイ•アスレチック•ツアラー コンセプト)」という2つの発展型も同時に発表された。
もうひとつのコンセプトモデルは「WONDER-CAPSULE CONCEPT(ワンダー•カプセル•コンセプト)」は、トヨタ車体が思い描く、すぐ先の未来。カーシェアリングやライドシェアリングの時代を想定し、シェアリングの機能性、利便性をミニマムサイズに詰め込んだ、だれもが気軽に移動を楽しむことができる二人乗りの超小型モビリティだ。