starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

スポーツEV、トミーカイラZZに日信工業の6ポットブレーキを採用


京都大学発のEVメーカー「GLM」は、ブレーキ製造大手の日信工業と共同で、車の制動力を向上させるブレーキ系の高性能部品を実装した電気自動車「トミーカイラZZ」を、東京モーターショー2017(会で、初披露する。展示は日信工業のブース内で行なう。

EVスポーツカー、トミーカイラZZ

GLMのスポーツEV「トミーカイラZZ」に新しく実装するのは「6ポットブレーキキャリパー」で、ブレーキパッド(摩擦材)を制御する部品である。




部品は、ブレーキ製造大手の日信工業が、トミーカイラZZに実装できるよう設計、開発した。


新開発の対向ピストンタイプのブレーキキャリパーは、安価なボルト等で組み合わせる分割式の構造ではなく、アルミを一体成型した、加工が難しいモノブロック(一体鋳造)構造を採用。分割式に比べ大幅に剛性を高めるとともに、小型化(W300mm×H82mm×D161mm)と軽量化(3800g)を実現した、高性能モデルだ。また、摩擦材の材質にNAO(ノンアスベストオーガニック)材を使い、環境にも配慮している。




高い剛性を誇るので、同車の特長である異次元の加速に対して、ブレーキをより自在に操れるようになる。ストリートからサーキットまでさまざまなシーンで、加速と減速のメリハリのある走行をさらに楽しめるようになる。


色は足元の映える赤で、ボディの正面に「Tommykaira」の白字ロゴを入る。




オリジナルキャリパーは、トミーカイラZZの正規代理店である「GTS(株)」が、ディーラーオプション製品として販売する方針だ。価格はブレーキローター等を含む、前・後輪のフルセットで100万円程度を想定しており、年内の販売開始を計画している。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.