ドイツの特殊ガラスメーカー、ショット(SCHOTT AG, 本社:ドイツ・マインツ)は、自動車インテリア用ライトガイド MultiLight (マルチライト)の発売を開始した。同社が得意としている自動車向けインテリア素材としての超薄型ガラスと、マルチライトについての記者説明会を開催。技術的な説明を行なった。
今回発表されたMultiLightは、SideLightとスポットライト照明用の先端発光ファイバーを結束したものだ。輪郭照明とスポット照明といった機能が異なる複数の照明ケーブルを1台のRGB光源に統合したところが特徴となる。光源を1台にすることで、必要な電子部品点数を削減し、搭載にかかる時間と手間を短縮し、コストの低減を可能にした。ドアハンドル、グローブボックス、スピーカーなどの限られたスペースの輪郭照明の搭載にも高い自由度をもたらすという。