日野自動車は10月27日(金)から11月5日(日)まで東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー2017」で小型EVバス「日野ポンチョEV」など5台を出展。先進の環境技術や取り組み、未来像についても分かりやすく展示する。
「日野ポンチョ」は国内で唯一の小型ノンステップバス。今回参考出品されるEVモデルは、ディーゼルエンジンを電気モーターに置き換えた地球に優しい仕様。すでに限定販売中の同車は、東京都墨田区、東京都羽村市、石川県小松市で営業運行している。CO2を出さず、走行音も静かで乗客や地域の住民の評判も上々だ。
日野ポンチョEVは、約10kmほどの運行ルートを1運行するごとに充電する「高頻度充電コンセプト」に基づいて運行中。モーター出力は200kWで、バッテリーはリチウムイオン(410V/約30kWh)を採用。乗車定員は36人で、車両総重量は7775kg。
乗客や運転手からは、「ディーゼル車に比べて、走行中の車内がとても静か」「変速時のショックが少なく、走りがスムーズ」と好評。EVバスの導入推進が全国的に拡大することが期待される。
(REPORT:北秀昭)