シニア層には懐かしいダイハツの「コンパーノ」が東京モーターショー2017にワールドプレミアとして参考出品される。
1963年から1970年にかけて発売されていたコンパーノの名を冠し、「コンパクト・スタイリッシュ」の思想を継承した4ドアクーペ。コンパーノはカロッツェリア・ヴィニャーレがデザインしたことで知られるが、伸びやかなシューティングラインといい、高級感の漂うグリル周りといい、こちらも独特の“色気”を感じさせるスタイリングとなっている。
エンジンは1000ccターボ及び1200ccハイブリッドを搭載。必要十分なパワーを持ち、前席を優先した室内と上質なインテリアも相まって優雅な走りが楽しめそう! 「自分らしいライフスタイルを楽しみたい」というアクティブなシニア世代に向けて発信されているのもうなずけるパッケージだ。90年代で途絶えた軽オープンスポーツをコペンで復活させたように、このコンセプトモデルも先代コンパーノが活躍した60年代の『乗用車の在り方』を再認識させてくれる一台である。
10月27日から一般公開となる東京モーターショー2017にワールドプレミアとして参考出品される。
(REPORT:佐藤恭央)