2016年のパリ・サロンにて公開されたBMWのコンセプトカー「X2」。その市販型が迷彩色をまとってミラノの街を徘徊している模様だ。
かねてから噂されている「BMW X2」のデビュー。コンセプトモデルは、2016年の秋に開催されたパリ・サロンにて公開されてはいたが、それほど待たずに日の目を見ることになりそうだ。
9月20〜25日にミラノで開かれているファッションウイークの期間中、BMWは偽装したX2を意図的に徘徊させている。これは、スポーティでスタイリッシュ、そしてハイクオリティということを伝えると同時に、ファッションにあやかって黄色、灰色、黒色のトーンで壮大な迷彩効果（Camouflage Digital）によって“お洒落”に表現したものだという。もちろん、これはBMW社から正式に車名と共に発表されたものだ。
ただ、気になるのは、パリ・サロンで披露された時のようなクーペスタイルには見えないこと。こういった場合、ボディラインも偽装していることが多いため確実ではないが、もしかしたらデザインコンセプトを変更した可能性も考えられる。
とはいえ、いずれにせよ“都会的かつ日常を彩るSUV”ということを伝えたいのだろう。現在、ヨーロッパでも小型SUVの人気は高い。それだけに、あえてデビュー前にこういった場所でアピールするのは絶好の機会である。新型クロスオーバーSUVとしてデビューする日までそう遠くはなさそうだ。
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