
京成電鉄は、10月26日のダイヤ改正に合わせて成田スカイアクセス線で営業運転を開始する新車両3100形を報道陣に公開した。


外観デザインは成田スカイアクセス線を走行することをより分かりやすくするため、成田スカイアクセス線の案内カラーであるオレンジ色を採用した。

デザインのアクセントとして飛行機や沿線各所である成田山新勝寺、浅草雷門とスカイツリー、千葉県側からの富士山遠景のイラストを車体に描いている。




側面行先表示器は3000形より拡大し、これにより4か国語表示や駅のナンバリング表示が可能となった。







車内は8人掛け座席の中央2席をスーツケース置場等に使用できる折り畳み式とし、1両に4箇所(先頭車は3箇所)設置した。

空気浄化効果のあるプラズマクラスターイオン発生装置を1両に4台設置した。

車内のセキュリティー向上を目的として防犯カメラを1両に3台設置した。

車いすやベビーカーが利用できるフリースペースを中間車に設置した。

先頭車には車いすスペースを設置した。

3000形と同様に幅の広い運転台を採用、新たにタッチパネル式モニタを採用し、行先種別設定および自動放送の操作が行えるようにした。

今年度は2編成を導入し、3050形の一部は京成本線用に転用、残る3050形は成田スカイアクセス線の案内カラーであるオレンジ色に順次変更する。
(取材協力:京成電鉄)