JR西日本、大阪環状線でオレンジ色の201系電車が引退

JR西日本は、大阪環状線・JRゆめ咲線に新型車両323系の全編成投入が完了し、オレンジ色の201系電車が6月7日に引退した。



最終運行は生憎の天候の中、外回りで11時19分に京橋駅に到着し、約2分間停車した後に回送電車として吹田総合車両所森ノ宮支所へ向けて出発した。





吹田総合車両所森ノ宮支所に回送電車で入庫し、大阪環状線のイメージカラーといえるオレンジ色の電車は営業を終了し、大阪環状線・JRゆめさき線は323系に統一された。



567万キロを走ったオレンジ色の201系。



吹田総合車両所森ノ宮支所では職員が「大阪環状線で13年間 みんなを運んでくれてありがとう！」とオレンジ色の201系を出迎えた。



ラストランの京橋駅入線の時は「鉄道ファンやたくさん写真を撮られている方が多く予想以上の人に出迎えられ、ありがたい気持ちでいっぱいでした」とラストランを乗務した坪本竜大森ノ宮電車区運転士はインタビューに答えた。

JR西日本では201系電車は「おおさか東線」、「大和路線」、「和歌山線」、「桜井線」で今後も活躍する。

（取材協力：JR西日本）