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南海電気鉄道、「高野山ケーブルカー」54年ぶりに新造


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南海電気鉄道は、高野山ケーブルカーの車両および巻き上げ機などの諸施設の新造を計画しており、新造車両のデザインと概要が決定したことを発表した。

今回の新造によって、1964年に製造され、昭和から平成に時代に霊峰・高野山へのアクセスを支えてきた車両を54年ぶりに入れ替える

新型ケーブルカーは2両×2編成(4両)、定員は181名、客車の製造はスイスのキャビンメーカー「CWA社」が担当、2019年3月初旬運転開始を予定している。

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コンセプトは「期待感」 「癒し・調和」 「安全・安心」。

外装デザイン、客車部分の製造はスイスのキャビンメーカー「CWA社」が手掛け、欧州風の流線形が特徴的な車体に高野山・壇上伽藍の根本大塔を想起させる朱色をコンセプトカラーとして採用。海外客が増加し、国際豊かな高野山のイメージとつながる「和洋折衷」のデザインとする。

朱色はケーブルカーまでの高野山アクセスを担う特急「こうや」こうや花鉄道を運行する「天空」「2300系」にも採用。


従来の車両に比べて大型の窓ガラスを採用し、高野山駅までの道中、四季折々の景色を車窓から楽しむことができる。特に車両前面は大型の曲面ガラスとし、斜面を自らが実際に登り下りしているような臨場感を味わうことができる。

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「和」を基調とした自然と「調和」する内装で「癒し」を演出。内装全体に木目調の装飾を施し、「和」を基調としたデザインとする。座席には木材を使用して圧迫感を与えないように工夫した格子状の背もたれを採用。照明は調光式LEDを用いた間接照明を採用し、高野山の自然と「調和」した「癒し」の空間を演出する。

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「安全」性の向上とゆとりある空間で「安心」を提供。全床面に滑りにくい材質を採用するとともに、車内段差部に足元灯を設置し、つまずきなどの事故防止対策を実施し安全性の向上を図る。全体をゆとりある座席配置とし、車いすスペースを新設するほか、乗降用扉の開口部を750ミリから900ミリへと拡幅、電動車いすを利用も乗降可能である。座席は折畳み収納式を採用、多客時などには座席を収納でき大きな荷物を持っても乗車できるスペースを確保している。

新造期間の11月26日~2019年2月下旬予定はケーブルカーを運休し、バスによる代行輸送を実施する。

(画像提供:南海電気鉄道)

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