
JR東日本は、全国的に人気を集める五能線に、6年ぶりとなる新型車両「新型リゾートしらかみ『橅』編成」を7月16日からの運行を前に報道陣に公開した。

外観コンセプトは、橅の木立ちをグラデーションで表現し、ナチュナルなグリーンの濃淡で優しい木漏れ日を感じさせるデザインとした。
デザインは、「KEN OKUYAMA DESIGN」代表奥山清行氏が担当した。

内装コンセプトは、雄大な白神山地や夕日の沈む日本海などの美しい風景を車内から楽しめる開放感のある空間とした。


4両編成、先頭車両の1、4号車に設置の展望ラウンジは、青森・秋田産の工芸品やシンボルツリーで非日常空間を演出する。


2号車はボックス席、各ボックスにはブナコ製の照明を備え付けている。

一部のボックス席は座席をフルフラットに組み変えることができる。


3号車は「ORAHO」カウンター、地酒やスイーツなど沿線の「うまいもの」を販売する。

青森県西海岸唯一の酒造である尾崎酒造の「吟醸 斜陽館」、弘前で14代続く造り酒屋・丸村酒造「大吟醸 白神ロマンの宴」などの地酒を販売する。

新型リゾートしらかみ「橅」編成は、HB-E3000系車両で4両編成の定員142名、動力はディーゼルハイブリッドシステムを採用。

7月16日、秋田駅8時20分発「リゾートしらかみ1号」より営業運転を開始する予定となっている。
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