モータースポーツで実証されているそのポテンシャル
カリスマチューナーも迷わずBBSもチョイスする
BBS × PROVA
クルマの質を落とさない
────むしろ“格”をあげてくれる
────それがBBS。
「BBS」というブランド。おそらくほとんどの読者が認識しているホイールブランドではないだろうか。
1970年にドイツで誕生したBBSは、1972年からレーシングカー用のアルミホイールを制作。その高い品質で瞬く間に人気ブランドとなり、1992年にはモータースポーツのトップカテゴリーであるF1用マグネシウムホイールを手掛けるまでになっている。
選ばれし1本
それだけ高いポテンシャルを持つBBSだけにチューニング界でも多くのチューナーから支持されており、プローバ代表の吉田寿博氏もそのひとりである。
自らもドライバーとしてBBSホイールを装着した車両でニュル24時間に参戦経験があるだけに、その良さを人一倍実感していたとのこと。
「実際に走った時の軽さや剛性感は言うまでもないけど、ホイールのしなやかさというのがBBSにはあるよね。高剛性なだけのホイールだと接触や縁石に乗った瞬間にパキーンと割れてしまうことがある。ニュルのような耐久レースだとホイールが割れるとリタイアにも直結してしまう。高剛性かつしなやかなのがBBSの特徴だね」。
長時間にわたって安定したラップを刻むことが大切な耐久レースでは、ホイールの耐久性も重要なファクターであるが、これは言うまでもなく我々が使用するホイールにも言えること。気に入ったものを長く使えるというのはユーザーから見ても大きなメリットだ。
「なによりBBSはカッコいいよね（笑）シャープさや線の作り方はトップクラスでしょう。WRXクラスに乗るなら足元もキッチリいいものをチョイスしたいね。クルマの質を落とすような安っぽいホイールにしちゃうくらいなら純正でいいじゃんって思っちゃう。BBSにすると車格が2ランクぐらいアップした感じになる。見た目も走りもね」。
確かに安い買い物ではないかもしれないが、履けばおのずとその意味が分かってくるというのがBBSの真骨頂。プロが選ぶのにはそれだけの理由があるのである。
BBS RI-A［ビービーエス／アールアイエー］
RI-AはスーパーGTに投入されているホイールと同一の思想、造形でつくられた究極のレース仕様。ホイールとタイヤの空転を抑制するアンチスリップペイントや、ブッシュをスチール製とするなど、極限領域での機能性・信頼性を継承している。
SIZE：16×7J～18×11J
COLOR：ダイヤモンドシルバー、ダイヤモンドブラック、 マットグレイ、ゴールド
PRICE：5万2000円～8万8000円
まさに機能美という言葉がふさわしいRI-Aのデザイン。軽量と高剛性という相反する性能を実現したスタイルだ。
斜めから見ると極限までスポーク部が肉抜きされていることが分かる。これぞレース直系の造形と言える。
高負荷時にタイヤとホイールが空転しズレが生じないように、リム部分にアンチスリップペイントが施される。
問:BBSジャパン
tel.0766-31-8091
URL:https://bbs-japan.co.jp
粘り強さ＝靭性 適度なしなやかさが車両をサポートする
プローバ
吉田寿博 代表取締役社長
1964年9月9日生。プローバの社員ドライバーとしてスーパー耐久などに参戦。2013年まではニュル24時間レースのドライバーも務める。現在はプローバの代表としてイベント参加からサーキット走行までマルチにこなす。
PROVA WRX STI（VAB）
BBS RI-A（18×9.5J+50）
DUNLOP DIREZZA 94R（255/40）
問:プローバ
tel.045-591-5501
http://www.prova.co.jp
スバルスタイル vol.002より
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