マイナーチェンジで精悍さを向上
新世代1.3ℓ直4エンジンを搭載
Jeep/Renegade
ジープ/レネゲード
ジープ・レネゲードはフィアット500Xとプラットフォームなどを共用する兄弟車で、2015年9月に登場してから全長4260mmとコンパクトなボディサイズとジープ伝統のフェイスデザインが人気のSUVだ。そんなレネゲードが19年2月にマイナーチェンジし、外観デザインを一新するとともに高出力で高効率な新世代エンジンを搭載して発売。
最大の特徴となる外装デザインは、同ジープの新型ラングラーから継承したフロントヘッドライトやリアコンビネーションランプで、よりモダンかつジープらしいアイコニックな意匠となっている。機能面においても、灯火類をLEDに統一し明るさを向上。新たに搭載されたエンジンは、従来モデルの1.4ℓ直4エンジンに代わって、新世代1.3ℓ直4ターボを採用。「リミテッド」グレードでは、従来に比べて11ps増した最高出力151psとなり、最大トルクは40Nm増となる270Nmを発揮。さらに実用燃費に近いWLTCモードで13.5km/ℓと、高出力で高トルクながら燃費性能が優れているのも美点だ。
今春には、従来にも設定されていたエントリーモデルの「ロンジチュード」と、4WD仕様の「トレイルホーク」も発売を予定している。
フロントフェイシアの色やデザインが一新されて、より精悍さを増したエクステリア。フロントヘッドライトにリアコンビネーションランプは新型ラングラーにインスピレーションを得た意匠で、ハイ/ロービームにデイライト、フォグランプのすべてがLEDに統一されている。
上質な印象のブラックインテリア。ホールド性のあるシートに、後席にはトランクスルー可能なセンターアームレストも採用されている。明るいブラック&スキーグレーの内装も選べる。
スクエアな荷室は、コンパクトボディながらも収納力に優れる。40対20対40分割可倒式シートで、荷物に応じたシートアレンジで利便性が高いのもうれしい。
7インチマルチビューディスプレイには、音声認識システムやナビ、エアコンやシートヒーターなど多彩な機能を直感的に操作できる先進テクノロジー「Uconnect®」を採用。タッチパネルで操作性も良く高解像度で視認性にも優れる。
自動ブレーキで安全運転をサポートする、前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付き)を標準装備。側方や後方の死角に車両などが入ってきた場合に、ドアミラー上のアイコンが点灯し警告音で注意を促すブラインドスポットモニターなど安全装備も充実。また、全車速追従のアダプティブクルーズコントロールも搭載されている。
【SPECIFICATION】
「LIMITED(リミテッド)」
価格:355万円(FF/6速DCT)
問:ジープコール 0120-712-812
https://www.jeep-japan.com
[Text by スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]