待望の先進安全性能を強化し
高級クルーザーの魅力を向上
NISSAN/ELGRAND
ニッサン/エルグランド(E52)
日産のフラッグシップミニバンとして2010年8月に3代目となったエルグランド。国産LLクラスミニバンとしては、トヨタ・アルファード&ヴェルファイアと日産エルグランドの2車種のみ、日本を代表する高級ミニバンの一角である。
登場から約8年が経ち、アルファード&ヴェルファイアに比べるとパッケージや装備面での物足りなさがネックとなっていたが、2018年12月の一部仕様向上で安全面を大幅にアップグレード。ニッサンファンにとっては待ってました!の魅力向上だ。
従来では上級仕様に標準だったブレーキアシストは、前方の歩行者も検知するインテリジェントエマージェンシーブレーキを全車に標準装備。約10〜80km/hの範囲で作動し、衝突回避を支援。歩行者に対しては約60km/h以下で作動する。踏み間違い防止アシストも前方の歩行者を検知するように向上している。さらに車線逸脱防止支援システム(インテリジェントLI)では、走行車線を逸脱しそうな場合に警告だけでなく車線内に戻す操作を促すも追加。進入禁止標識検知やヘッドライトを自動的に上向きと下向きに切り替えるハイビームアシストも標準装備するなど、高級クルーザーに相応しい、安全運転サポート車「セーフティ・サポートカーSワイド」に対応した。
緊急時のブレーキをアシストする「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」は歩行者にも対応。「LDW(車線逸脱警報)」「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)」も全車標準装備としている。
踏み間違い防止アシストも全車標準装備。駐車時のクリープ走行を含む低速走行時にアクセルとブレーキを間違えて踏み込んでしまい、進行方向に壁や歩行者、障害物がある場合に衝突防止や加速防止を支援する。
前方のフロント部分に設置されたカメラにより、車両進入禁止標識を検知。進入禁止路に入りそうになった場合に、メーター内ディスプレイに警告表示&ブザーで注意を促してくれる。
先行車や対向車のライト、道路周辺の明るさを前方のカメラが検知して、ハイビームとロービームを自動で切り替え。手動による切り替えのわずらわしさを無くし、前方視界を確保してくれる。
「250XG」を除く全グレードに装備される「インテリジェントクルーズコントロール」は、30km/hでの走行時に約30〜100km/hで車速を設定。停止〜約100km/hの範囲で先行車との車間を保つように追従走行をしてくれる。
[問い合わせ]
問:日産自動車お客さま相談室 0120-315-232 http://www.nissan.co.jp
[Text by スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]