“ミラスト”との最強タッグで禁断の領域に!
追加パーツでリアキャンバー5度を実現!!
BLITZ/TOE ADJUSTER
ブリッツ/トーアジャスター
ブリッツが発売しているミラクルストロークアジャスター(通称「ミラスト」4万8000円)は、ロアアームの位置を適正化しストローク量を確保。かなりローダウンしても快適な乗り心地を実現してくれるパーツだ。そのミラストのもうひとつの機能として、偏心ボルトによるキャンバー角調整がある。しかし、実際に目一杯キャンバー角を付けようとすると、純正のトー調整では足りず、結果として3度がいっぱいだった。
そこで、純正のトー調整を越えたキャンバー角を狙うオーナーに向けて開発されたのが【トーアジャスター】だ。 いわゆるトー調整に特化したアームで、純正比-10㎜〜+20㎜の調整幅を実現。それにより、ミラストとの組み合わせで最大5度のキャンバー角が可能となった。つまり、よりワイドなホイールを履けるようになるため、迫力のキャンバールックを構築できるというわけ。もちろん、走りにこだわるオーナーにもトー角の調整幅が拡がるメリットは大きい。
このパーツ、待ってた人も多いんじゃない?
リアのロアアーム(リアスプリングが収まる大きな船型のパーツ)の前方にあるヒヅメ型アームを交換。新たにアライメントの調整箇所が増えるので幅広いセッティングが可能になるのが魅力なのだ。
まるで馬のヒズメのようなカタチをしているトーアジャスター。ポイントはトー角の調整を可能とするターンバックル機構を採用していること。これにより、純正のトー調整幅と比べて-10㎜〜+20㎜の余裕が得られるのが一番の特徴。また、トーアジャスターを装着した際には構造変更が必要となる。手続きに必要な強度試験証明書が、あらかじめ同梱されているのもうれしいポイントなのだ。
ミラクルストロークアジャスターのみ装着
ミラクルストロークアジャスター+トーアジャスター装着
ミラクルストロークアジャスターでトー角を無視してキャンバーを付けると激しいトーイン状態になる。そこでトーアジャスターを装着し、トー角を適正な位置に調整することで、ミラストだけでは難しかったキャンバー角5度を実現することができる。
デモカーはエンケイ・RS05RRを履く。サイズは20×10.0+30と通常のローダウンでは厳しいサイズ。それがキレイに収まっているのはミラストとトーアジャスターの効果だ。
SPECIFICATION
適合:アルファード&ヴェルファイア(30系)
価格:4万9800円