ミニバンドレスアップ界の、絶対的ベンチマーク!!
アルファード&ヴェルファイア栄光の歴史
歴代車の要点だけを、時代別におさらい
ミニバン界の金字塔として、ドレスアップ界に長く君臨するアルファード、そしてヴェルファイア。
30系、20系はもちろん、10系もいまだ現役である、史上もっとも成功したミニバンとは!?
ALPHARD/後期S系
30系_平成27年(2015年)1月〜現在
【時期】
■前期/2015.1.26〜2018.1.7
■後期/2018.1.8〜現在
【車輌価格】
296万909円〜651万5455円
【SPECIFICATION(アルファードS(2.5L/2WD/7人乗り)の場合】
全長×全幅×全高(㎜)/4935×1850×1880
ホールベース(㎜)/3000㎜
定員/7人 ★重量/1960㎏
排気量(㏄)/2493
最高出力(㎰/rpm)/182/6000
最大トルク(㎏m/rpm)/24.0/4100
VELLFIRE/後期Z系
さらに豪華に、大きく、快適に進化
Lクラスでのシェアがなんと8割強と、完全に市場を独占しているアルファード&ヴェルファイア。30系では法人需要のさらなる強化を狙い、贅の限りを尽くしたハイエンドモデル「エグゼクティブラウンジ」を用意したほか、ハイブリッドを発売当初からレギュラー化。シートバリエーションを拡充するなど、最廉価車と最高額車の価格差に、なんと2倍以上の開きがある。
両車の違いは20系同様、意匠面の差であり、ともに標準とエアログレードを設定。とくにヴェルファイアZ系のアヴァンギャルドなバンパーには、前後期ともに賛否ある。エンジンは直4・2.5L、V6・3.5L、2.5Lハイブリッドを展開。ボディは全長、全幅、ホイールベースともに20系より拡大されヘビー感が増した。リアサスの構造が大きく変わり、従来のトーションビームからダブルウィッシュボーンへ変更。サルーンカーとしての乗り心地の改善を図っている。3世代中もっともメッキ感が強く、とくに最新後期型は顕著だ。
ガソリン車専用となる、1160㎜も前後に動く助手席ロングスライドレールのほか、駐車時に自動でステアリング操作の切り返しを行う支援機能、ボディを透過したような映像で安全確認できる機能といった、数々の世界初となる装備も新搭載。最新の後期型では先進の安全装備「トヨタセーフティセンス」が全車標準化に。登場から現在まで、両車合計で年間8万台強を販売しており、前期ではヴェルファイアがやや人気であったが、後期ではアルファードが逆転。台湾やタイ、中国などアジアでも販売されている。
ALPHARD/後期G&X系
VELLFIRE /後期V&X系
ALPHARD/前期S系
ALPHARD/前期G&X系
VELLFIRE/前期Z系
VELLFIRE/前期V&X系
前期ベースの特別仕様車
エアログレードをベースに、エンブレムのゴールド化、メッキのダークメッキ化、ゴールド加飾のヘッドライト、専用表皮のシートカバーなどの特別装備で差別化した「タイプブラック」「ゴールデンアイズ」(写真)は30系でも登場。