新ブランド「DEVIDE」がオフ系のカスタムシーンに旋風を巻き起こす!
tanabe DEVIDE/UP40
タナベ ディバイド/アップ40
リフトアップフォルムを手軽に実現できるアップサス、UP210をラインアップするタナベが、今度はアゲ車高調、しかも全長調整式モデルを開発しているとの情報をキャッチ。ブランド名は、ホイールも含めたオフ系ブランドとして展開が期待されるディバイド。商品名はUP40だ。
タナベには、ローダウン向けのハイスペック車高調としてZT40があるが、今度発売されるUP40はそのZT40の技術をベースに、アゲに特化したスプリングと減衰を車種毎に設定。アゲに特化することでストローク量が増え、約30〜50ミリのアップ量と乗り心地向上の両立を狙う。さらに、足まわりの構造によっては、車高を上げることでポジティブ方向にキャンバーが付くが、それを回避するために補正する方向でブラケットの位置、角度を設定。走行性能への配慮も怠らない。発売は来春を予定しているが、すでに150系プラド、C-HR、クロスビー、CX-8などは開発が進んでおり、デリカD:5やジムニー、ハスラーなども開発予定とのこと。しばしお待ちを!
開発段階のUP40を取り付けた150系後期プラド。車高調で約2インチ、タイヤでプラスαのリフトアップを実現。
フロント
フロントは一体式。車高を上げることで起こるポジティブキャンバーをブラケットの位置や角度で補正する。
リア
リアはスプリング上部にあるアダプターで車高調整。ショックはそれに合わせて全長を調整する。
アゲ系車高調ではレアな全長調整式を採用。アゲ幅に関わらず、常に適切なストロークを確保できる。
40段の減衰力調整で好みの乗り心地に近づけやすい。150系プラドはホイールを外さなくても調整可能。
[Text by スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]