光の当たり方で輝きを変えるこだわりのスモークフェイス
MKW/MK-007
エムケーダブリュ/エムケー007
MKWの最新作、MK-007。デザインテーマは、ラグジュアリー、SUV、ロードという3要素を組み合わせた、MKW独自のスタイル「LSR」を具現化すること。シンプルな5本スポークを基調としたトラディショナルなデザインで、リムに向かって広がっていくスポークが力強い存在感を放つ。純正ホイールですら凝ったデザインが多い中、“あえてのシンプル”はある意味新鮮。シンプルだからこそ、そのデザインのディテールやカラーにはこだわりが強く、完成されたフェイスからはシンプルならではの気品や力強さを感じる。
さらに特徴的なのは、妖艶な雰囲気を醸し出すホイールのカラーリング。スポークの天面を切削した上から、スモークがかったクリアを塗り重ねることで、光が当たらない時は黒く、光が当たった時は独特な鈍さを持った輝きを放つ。
サイズは20と22インチ。ともに、アルヴェルやシエナなどが履ける5穴PCD114.3に加えて、ランクル用の5穴PCD150、ランクルプラドなどにマッチする6穴も用意。ミニバンからSUVまで、幅広い車種の大口径×ラグジュアリーをカバーできるラインアップだ。“あえてのシンプル”を狙える貴重な1本。ぜひ履きこなしたい。
MK-007を装着したクルマは、北米トヨタで販売されているビッグサイズのミニバン、シエナ。国内で販売されているアルヴェルやエスティマとはまたひと味違ったおおらかな雰囲気を持ったミニバンで、逆輸入されたシエナをカスタムベースとするユーザーも多い。装着サイズは20×8.5J+35 タイヤはヨコハマ・パラダ スペックX(245/45)。
スポークの根元には、数段に渡るステップデザインを採用。奥行き感を作り、シンプルなフェイスにアイキャッチをプラスする。
写真では少し分かりにくいがアウターリム部に奥に向かうにつれて徐々に高さが増していくステップデザインを採用。
スポーク形状はフラットにエンド部に向かって広がるまさにシンプルなデザイン。エンド部をあえて伸ばしきらずに抑揚を付ける。
スポークをセンターオーナメントぎりぎりまでデザインすることで、足の長さを強調。光が当たった時のこの鈍い輝きがさり気なく質感抜群。
SPECIFICATIONS
●サイズ:20×8.5J、22×9.0J
●H/PCD:5/114.3、5/150、6/139.7
●カラー:グラファイトクリア
●価格:6万5000円〜7万5000円
[Text by スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]