先代同様の3リンクリジッドサスペンションを採用!
サスペンションはJB23W用も流用可能?
伝統のラダーフレーム、たて置きエンジンFRレイアウト、先代から引き継がれた3リンクサスペンションと新型ながらもしっかり熟成感のあるシャシー周り。JB23Wとラダーフレームは基本共通ながら、よく観察してみるとミッション&トランスファー回り、リヤラテラルロッド取り付け部などに変更されているようだ。とくに、リヤ回りはしっかりと補強が入り、剛性を高めているようだ。さて、ジムニーといえばやはりオフロード走行を念頭に入れたサスペンションチューンに注目が集まる。スピード系トライアルなら0~2インチアップ、対地アングルをしっかり稼ぎたいならば2~3インチアップのサスペンションが理想と言える。気になるのはJB23Wと基本同じ3リンクリジッドサスペンションということで、JB23Wのアフターパーツが使用可能かどうか? ここは、さまざまなジムニー専門ショップが検証してくれることだろう。
新型では単眼カメラとレーザーレーダーでクルマや歩行者を捉え、自動ブレーキによって衝突を回避または衝突時の被害軽減を図る「デュアルセンサーブレーキサポート」の装備がアナウンスされている。これは、自車速度約5km/h〜約100km/h(対象が歩行者の場合は約5km/h〜約60km/h)で走行中、前方の車両や歩行者を検知し、システムが衝突の可能性があると判断した場合、作動するものだが、リフトアップやローダウンした際の作動状況についても、デビュー後にメーカーやチューナによる検証があるだろう。
(監修/N’sステージ ドレナビ)