ネットや個人売買などで車を購入した際によく耳にする名義変更。
面倒くさそうだけど、これって自分で出来る？
名義変更って？
そもそも名義変更って？という人のために説明しておこう。
名義変更とは、クルマを中古で購入した際に、クルマの車検書の名義を変更することをいいます。
ローンやリースなどで購入する際を除き、町の中古車屋さんで車を購入した際にも名義変更はおこなわれています。
車検書とナンバーが付いていれば、毎年4月の段階でその名義人の元に自動車税が課せられますので、個人売買で車両を購入したけれども、名義変更していなかった場合などでは税金が名義人のところに課せられるかたちとなり迷惑をかけてしまいます。
また、税金面だけでなく、名義変更していないと任意保険の加入が出来なかったりと保険面などでも手続きが厄介です。
個人売買、オークションやフリマサイとなどでクルマを購入した際には名義変更はきちんとおこないましょう。
手続きは個人でも出来る？
名義変更の手続きは個人でもおこなうことが可能です。
しかし、手続きには必要な書類があり、これらを揃える必要があります。
必要な書類は軽自動車の場合と普通車の場合でも変わってきますが、普通車の場合、主なものは印鑑証明（新、旧両者分）、委任状と車庫証明（軽自動車でも地域によっては車庫証明を取っておく必要がある）となります。
車庫証明は管轄の警察署で手続きする必要があり、即日取得できるものではなく、地域や状況にもよりますが、車庫証明を取るのにはおおよそ1週間～10日ほどの日数が必要です。
また、手続きは陸運局でおこなう必要があるので、平日の日中に陸運局にいく必要も。
そして個人で手続きも可能ですが、これらの書類を事前に揃えておき、平日の日中に陸運局にいくことが前提となります。
費用は？
必要な書類などは用意できるし、平日も休みがあるので、自分でやろうと思う場合の費用はどれくらいでしょう？
気になる人もいるかと思いますので、おおよその費用で計算してみます。
名義変更の場合、一番費用的に割合が高いのが車庫証明の費用。
車庫証明を取るのに印紙代が3000円弱必要となります。
いっぽうで、手数料や用紙代などは数百円で済むものです。
またこのほか、印鑑証明をとるのに1通あたり200～500円程度（地域によって異なる）必要。
単純に足し算すればおおよそ5000円あれば名義変更はできる。
ただし、他都道府県ナンバーからの変更や同じ管轄内のナンバーでもナンバーを変更する場合は、1500円前後のナンバープレート代も必要となります。
さらに、希望ナンバーの場合は、その希望ナンバー代が別途かかります。
ちなみに、代行や中古車購入時にこれらの諸費用は２～３万円というのが相場。
警察にいって車庫証明をとったり、陸運局にいったりする必要があるが、時間があるという人は自分でやれば、その分お得。
時間に余裕がある人は自分自身でトライしてみるのもありかもしれません。
