知って得する知っ得! 012
灯火類と車検のお話 テールライト(尾灯)編
知っているようで、実はきちんと理解していないかもしれない、ドレスアップにまつわる話を深堀りして紹介する「知っ得コーナー」。
今回は灯火類と車検のお話 テールライト(尾灯)編です。
テールライト(尾灯)について
テールランプというとテールランプ本体をイメージしがちだが、ここではスモールランプON時に点灯する尾灯のことを指す。
テールランプ本体にはウインカーやバックランプなども一体になっているケースが多いが、今回紹介する内容はあくまでテールランプ(尾灯)の内容。
光の色は赤色で左右同色であること。
流行のクリアレンズの場合でもバルブが赤色で点灯すればOK。
最近ではテールランプにもLEDを使用している場合も多くなっているが、LEDの場合でも発光色が同じであればOK。
車検時に気になる規定は?
テールランプの数は左右同数で2個。
夜間に後方300mから点灯が確認できるもの。
光源としては5W以上(平成18年1月1日以降に製作されたクルマは5W以上30W以下)。
照明部分の大きさは15cm以上。
取り付け位置は車両の最外側から40cm以内の位置で、高さは地上から35cm以上150cm以下と定められている。
最近の車で実際に車検の場合に注意することって?
最近では純正でLEDテールが普及してきており、そういった車では珠切れの心配は少なくなったが、バルブの場合は球切れには注意が必要。
ローダウンやエアロ装着、ワンオフ加工、ガーニッシュなどの装着でのライト部の大きさにも注意が必要だ。
また、自作LED化などでありがちな光量不足や、部分的なLEDの不点灯の場合も、左右対称にならないとみなされる場合があり、チェックが必要だ。