楽しく、快適なドライブは
運転していて楽なクルマ作りから
3度目の緊急事態宣言、みなさんはどう過ごしているでしょうか。ずっと家の中で自粛しているのも疲れたという人もいると思います。かといってアウトドアって柄でもないし……という方、ちょっとドライブしてみませんか?ご当地飯をいただきにいくもよし、なんとなく景色や走りを楽しむもよし。ちょっとひとりになりたいという人も、家族で遠出しようという人も、快適な走りを楽しめるカスタムを施して、エンジョイドライブ♪
気持ちよさに直結する3つのポイント
クルマの使い道はいろいろある。日々の通勤、そして買い物、子供の送り迎えから、たまの週末、実家に行く、あるいは旅行のための交通手段にもなる。
乗っている人も様々だ。自分だけのときもあれば、家族、恋人、同僚といろいろな人と一時空間をともに過ごす。
では、ドライブと聞いて、どんなシーンが思い浮かぶだろうか。行く当てもなく、ひとりで淡々と走るのもドライブ。目的地を決めて、その道中を楽しむのもドライブ。家族とわいわい車内で過ごすドライブだってある。
ひとつだけいえることは「ドライブに行かなきゃ」と追い立てられるように行くのはドライブじゃないってこと。いつだってドライブは、自由で楽しくなければいけないのだ。
ただ、せっかくドライブに出掛けるなら、より気持ちよく、より快適に、より楽しい方がいい。
そのために必要なのは「走」「座」「聞」の3つ。
「走」については、いうまでもなく、走っていて気持ちいいこと。そのためには、ある程度スポーティで、それでいてしなやかな足まわりのセッティングが不可欠だ。
次に「座」。普段から、ポジションを意識しているなら気にしなくてもいいけど、すぐに座り疲れてしまっては元も子もない。長時間座っていても疲れにくく、そして腰にこないようにするのもポイントだ。
最後に「聞」。運転中は、様々な音を耳にする。タイヤが路面をつかむロードノイズ、車体が空気を切り裂く風切り音、吸排気の音だって聞こえてくる。そして当然、カーオーディオも、立派なドライブのお供だ。
ドライブ中、これら3つのポイントを、気持ちよく、快適に、そして楽しく過ごせるようにカスタムする。その過程もまた、ドライブの嗜みのひとつだ。
■■走■■神経質にならなくていいサスペンション
ちょい乗りであれば、ハードに固めて路面状況とシビアに向き合うセッティングもあり。しかし、ロングドライブを楽しむのなら、ゆったりとしていながらスポーティなフィーリングがオススメ。その理由は、純粋にクルマと一体になることで疲れにくくなるから。減衰力調整機能付きサスペンションが活躍してくれるはずだ。
■■聞■■聴覚を刺激する心地いいサウンドメイク
ドライブに欠かせない要素のひとつとして、オーディオがある。お気に入りの曲が聞こえるだけで、気分は高揚。さらにロードノイズや吸排気音でさえ、そのときばかりは自分だけのオーケストラの一員になる。心地いいサウンドを聴きながら、どこまでも駆け抜けよう。
■■座■■何時間でも疲れないドライビングポジション
いざドライブにでかけるにしても、座っているのが苦痛なシートでは、楽しみも半減だ。疲れにくいシートは、なにも社外品じゃなければいけないことはない。純正シートでもその役割を担うことはできる。座面、そして背もたれ、ステアリング。自分に合った正しいドライビングポジションを見つけることもまた、楽しいドライブの第一歩だ。