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【ツウ好みな輸出仕様カスタムがしたいその前に!】輸出仕様って何のこと!? どんな部分が違うのかをチェック!


Q.輸出仕様って何のこと!?

A.国や地域の法律に合わせたパッケージ



日本仕様


北米仕様





カスタムに限らず「輸出仕様」という言葉を聞いたことがある人も多いはず。とはいえ、日本仕様では光らないところが光るとか、車名が違うことがあるとか、漠然と知っているという感じの人も多いのではないでしょうか。そこで、理解を深めるために、そもそも輸出仕様とは何のことなのかを紹介していきたいと思います。


長年、輸出仕様パーツの輸入販売を手がけるSPI・山本さんによると「諸外国の法規制に適合させたり地域性に合わせて用意されるものです。大きく分けると、北米仕様、ヨーロッパ仕様、一般輸出仕様の3つがあって、一般輸出仕様の派生でオーストラリア仕様などがあります。


ものすごく簡単にいうと北米仕様は前後サイドマーカー、ヨーロッパ仕様はバックフォグが取り付けられていなければならないなどの規則に合わせた部品が用意されます。一方で、オーストラリアのような荒野が多い国には、それに合わせたオプションが用意されていることが多いですね」。


例えば、RAV4アドベンチャーでは、日本仕様では点灯しなくてもいいサイドマーカーが北米仕様には取り入れられているほか、アウトドア大国らしく大型ルーフレールが標準で装備されているのが日本と大きく異なる点(もちろん、他にも違いはあります)。


また、言葉の意味などによって車名が変わる場合があるのも輸出仕様の特徴。ミニバン&SUVではないけれども、セリカXX(ダブルエックス)がアメリカに輸出される際、XXという言葉が映画の成人指定に該当する表現に当たるためスープラと名付けられたのは有名な話です。


これら日本とは異なる仕様のパーツを取り入れ、違いを楽しむのが輸出仕様カスタムの第一歩。


「SNSによって、日本にいながら海外のクルマを簡単に見ることができるようになりました。小さな違いを見つけて、どんどん取り入れて輸出仕様を楽しんで欲しいと思います」とは、USパーツに強いオートプロズ・梁川さんの弁だ。


日本仕様


北米仕様


どんなところが日本仕様と違う?


●車名エンブレム


お国の事情で名前が変わることも

VENZA(日本名:ハリアー)


輸出仕様カスタムで最も手軽に楽しめるのが車名違い。海外名のエンブレムを貼るだけで、雰囲気はかなり変わる。例えば、プリウスαは北米ではプリウスV、欧州ではプリウス+と計3種類の名前があるし、フィットの欧州仕様がジャズであるのは有名。最近ではスバルXVが北米ではクロストレックと呼ばれていたり、新型ハリアーがヴェンザになっていたり、まだまだ車名エンブレムの楽しみは拡がる。



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class="alignnone size-full wp-image-161801"/>VENZA(日本名:ハリアー)



●装備&オプションパーツ


グレード設定から異なる場合もある



世界各地の純正装備やオプションには、日本では採用されていないものも多々ある。とくに北米トヨタでは、TRDを冠したグレードが設定されていて、ホイールやシート、フロアマットなどが専用になる。しかも、日本のTRDパーツとは異なるのもポイント。代表的なパーツを揃えて、仮想北米TRDグレードに仕立てるのも輸出仕様カスタムの面白さ。



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●レンズ類


各国の法規によって仕様が変わる

レンズ類が異なるのは、前後にサイドマーカーが必要な北米仕様と欧州仕様のバックフォグが代表的な存在。ちなみにバックフォグを取り入れる際、よりこだわるなら左右の位置にも注意。基本的に運転席の後ろが定位置なので、右ハンドルなら右側にくるのが正解(欧州なら英国仕様)。もちろん、左ハン風に左側という手法もなくはない。



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キューブの左ハンドル車はなんとリアゲートの開き方も逆!


北米仕様が人気の車種のひとつとしてZ12キューブがある。他の車種同様、サイドマーカー化でUS 仕様にするのが基本(リアは要バンパー交換)だが、見た目を合わせようとするとリアゲートの開き方が逆になる。つまり、突き詰めるとUSからクルマを輸入するという方法に行き着く(エンジンが1.8ℓで、6MTも選べるというおっさんほいほいな仕様も魅力)。



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class="alignnone size-full wp-image-161814"/>日本仕様



輸出仕様パーツはどうやって手に入れればいいの?


現地に強いパイプのある専門店に依頼するのが吉

輸出仕様の情報は、海外のメーカーサイトで写真を見比べるほか、SNSで現地ユーザーから教えてもらうなどで手に入れよう。


輸出仕様パーツを手に入れる方法は、大きく分けて2つ。ひとつは自力。いまはeBayなど、海外のオークションサイトやECサイトから日本へ発送も可能なので、それらを利用するのもひとつ。しかし、個人輸入となるとトラブル(荷物が届かない、税関etc)も多いという。そこでオススメなのが、輸出仕様パーツを専門で扱う店舗に依頼すること。ここで紹介している2店は、海外仕様の写真を見せて「この部品、仕入れられますか?」というざっくりした相談も受け付けているぞ。


AUTOPROZ

YAKIMAルーフボックスの正規輸入代理店としても知られるオートプロズ。US直輸入のパーツを多数扱っていて、US純正パーツも大得意。北米仕様のことなら何でも相談してみよう。


福井県勝山市荒土町松田23-20

tel:0779-89-2171

https://www.auto-proz.com


S.P.I

輸出仕様パーツの老舗的存在であるS.P.I。北米からヨーロッパ、オーストラリアなど世界各国のメーカーと取り引きがあり、パーツ1個からオーダー可能。店舗には激レアな輸入パーツが並ぶ。


大阪府堺市西区浜寺船尾町西4-542-5

tel:072-261-3839

https://south.ne.jp/spiosk/wp


スタイルワゴン2020年10月号より



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