ポイントを重点的に攻めたパーツでジムニーの走りがもっと楽しくなる
HKS
悪路を攻めるだけでなく、力強い走りを楽しむニーズも多いジムニーは、チューニングのベースとしても最適。
老舗チューニングパーツメーカーのHKSは吸排気系を中心に様々なパーツを取り揃えており、ジムニーの潜在能力を最大限に引き出せる。
今回で3作目となるスポーツマフラーは、サイド出しを採用したリーガマックスプレミアム。
サウンドやパワーだけでなく、ルックスも重視するストリートユーザーに向けて開発した。
サイレンサーにはHKSのロゴを型押ししたヒートインシュレーターを装備しており、アメリカンでパワフルなムードを醸し出す。
サイレンサーはステップ部よりも内側に配置し、テールエンドも端の方にレイアウトしているため、乗り降りの際にうっかり足で引っかけてしまう心配もない。
さらに64ジムニーに対応したメタルキャタライザーを開発。
装着することで排気抵抗を大幅に低減させ、レーシングサクションとスポーツマフラーもセットで装着すれば大幅なレスポンスアップを実現。
もちろん厳しい排ガス規制をクリアしているため、装着したままで車検に通るのが嬉しい。
そのレーシングサクションはHKSの人気商品であるスーパーパワーフローに、専用設計のアルミパイピングがセットになった商品。
ジムニーはブローバイからのオイル吐出量が多いため、同商品では初となるオイルキャッチタンクを標準装備。
エンジンにもやさしい設計となっている。
そして車高調などで培った経験を生かして、さり気なくリフトアップできるサスペンションキットも開発。
減衰力は30段調整式となり、走るシーンに合わせてきめ細かく調整可能。
街乗りからオフロードまで、どんな路面でもしなやかな走りを楽しめる。
METAL CATALYZER[メタルキャタライザー]
●価格:13万8000円
●適合:JB64W
●仕様:フロントパイプ45φ
浄化性能を変えることなく排気効率アップ
エアクリーナーをむき出しタイプに交換することでエアを取り込む量が増え、同時にマフラーもスポーツタイプに交換すれば抜けが良くなる。
そして純正の触媒をこのメタルキャタライザーに交換すれば、ターボチャージャーから触媒セルまでの容量が大幅に拡大しているため排気効率が向上する。
また触媒の数も純正より1つ減らし、排圧を大幅に低減させた。
左の純正品と比べると容量がかなり拡大していることが分かる。
パイプ径はテストの結果、抜け過ぎない45φを採用する。
メタルキャタライザー装着車(赤)と純正の比較データ。
キャタライザーの装着によって、排圧の抵抗値が大幅に低減することが実証された。
HKSは平成30年排ガス規制、WLTCモードに対応した排ガス試験機を導入。
社内でテストした上で第三者機関の本試験をスムーズにクリア。
LEGAMAX premium[リーガマックス プレミアム]
●価格:11万5000円
●適合:JB64W・JB74W
●仕様:出口75φ×2
見た目にこだわって視覚的インパクトも高い
規制緩和でサイド出しが解禁になったこともあり、HKSは大胆な斜めデュアルのサイド出しを採用。
サイレンサー部はそのまま露骨に見せるのではなく、パンチング加工が施されたヒートインシュレーターを巻いている。
メーカーのロゴが大きく入っているため、ひと目でHKSのマフラーであることが分かってアピール度はバツグン。
ドレスアップ重視派にもオススメ。
パイプ長が短くなるのを防ぐため、一度カーブさせて戻すことで一般的なマフラー並みのパイプ長を確保している。
パンチング仕上げのヒートインシュレーターを取り付けることで、見た目がよりスパルタンになったサイレンサー。
出口は焼き色が入ったチタンテールを外周に取り付けた2重構造。
角度も焼き色がキレイに見えるようにこだわった。
シエラは厚みのあるサイドステップが付いているが、それでもマフラーのインパクトが薄れることはなく、高い満足度が得られる。
64ジムニー用も設定しているが、サイレンサーの長さなどがシエラとは異なる。
こもり音がなく、規制値を遵守した心地良いサウンドを放つ。
HIPERMAX G+ [ハイパーマックス ジープラス]
●価格:14万8000円 ●適合:JB64W・JB74W
●アップ量:フロント+25㎜・リア+20㎜
●仕様:単筒式・減衰力30段階式調整・全長固定式
ゴツゴツ感がなく、ハードな走りも楽しめる
純正と交換するだけで、約20〜25㎜車高アップするサスペンションキット。
もちろん見た目重視ではなく、バネレートは極端なバタバタ感を抑えつつ若干固くして、しなやかに減衰をコントロールできるシングルチューブ構造のダンパーでしっかり受け止める。
自分好みの乗り味を見つけよう。
RACING SUCTION[レーシングサクション]
●価格:5万1000円 ●適合:JB64W
ジムニー専用のオイルキャッチタンクも開発
むき出しのスーパーパワーフローと、バフ加工でピカピカに磨かれたアルミサクションパイプのセット。
エンジン内の熱気を吸わないように、パワーフローを前側に設置。
フィルターは吸気抵抗が少ない湿式タイプを採用する。
オイルキャッチタンクは内容量が分かりやすいレベルゲージ付き。
問エッチ・ケー・エス 0544-29-1235
https://www.hks-power.co.jp
Vol.244 スズキ ・ ジムニー&ジムニーシエラ No.7(2020/6/30)より
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