神奈川県のプロショップ”クラリス”が並行輸入をスタート
遂にキタッ! リアルに買える!! レクサスLM 日・本・上・陸
本誌8月号(7月16日発売号)でスクープした、30アルファード(後期)のレクサスLM化。今回、さらなる衝撃情報が飛び込んできた。リアルなレクサスLMが、国内で購入できるというビッグニュース!! しかもすでに店頭に並べられているとか。情報元の神奈川県厚木市へ突撃取材を試みた。
店内ピットに用意されていたレクサスLMは紛れもなく本物だった。
通常であれば助手席となるドアを開けると、メーター、ステアリングが左サイドに配置される左ハンドル仕様。中央のモニター(日本版のディプレイオーディオ!?)には、「電瓶」「資訊」といった、中国での販売を物語る漢字がディスプレイに表示されている。
そもそも日本では販売の予定がないとされ、国内のレクサスディーラーにおいても情報は皆無。そんなレクサスLMが神奈川県のプロショップ クラリスにある。
その理由を宮内社長に聞いてみた。
「発表当時からレクサスLMにはとても興味がありました。金額は別として、クルマとしてかなり魅力的。今春中国で発売されたのを聞き、なんとか日本へ輸入するルートがないか情報を集めました。色々なコネクションを通じ、ようやく台湾から輸入できるルートを確保できました。基本的にはご希望のお客様へ販売することを前提に考えています。現在、日本で販売するために“予備検”と言われる検査を行ったり、全ての機能が国内でも確実に動作するか確認中ですので、間もなく正式に販売できるようになると思います」。
今回用意されたLMは、4人乗り仕様となるロイヤルエディション。気になるお値段は2580万円!!
そこに各種諸費用が別途必要になる。いまなら日本で唯一のLMオーナー、いかがでしょうか。
いままで写真でしか確認できなかったヘッドライトやテールランプの点灯パターン。L型のデイランプ下に設置されるヘッドライト内のウインカーは、3本のラインがシーケンシャルで点灯する。テールランプも同じくシーケンシャル仕様だ。またテールランプにはバックフォグも標準装備されていた。点灯パターンは、スタイルワゴン公式ウェブ、ドレナビのYouTubeチャンネルでぜひチェック。
台湾からの並行輸入となるため当然左ハンドルとなる。メーターやインパネ中央のシフトパネルなどは、アルファードベースで作られているようだ。
海外では送迎用、成功者の証として多くのセレブが購入しているというレクサスLM。そのため前席と後席を区切るためにパーテーションが装備されている。
インパネ中央に設置されるモニターは、スマホとの接続でナビやオーディオが使えるよう(Android、iOS 対応)。現在利用可能なアプリなどを検証中。
2席となる後席は最高級のリムジン空間
“まるでファーストクラス”と形容されることが多かったレクサスLM の後部座席。実際に乗り込んでみたが、車内ということを忘れてしまうほど心地よく快適。身体を包み込むような大型シートに、目の前にはディスプレイが鎮座。室内照明や各種操作が手元で行えるタッチパネル式のコントローラーなど、その豪華さは圧巻。
国内で買えるのはここだけ!! クラリス(神奈川県)
現在、国内で並行輸入している唯一のショップがクラリス(7月現在/編集部調べ)。今後は車両だけでなく、ヘッドライトやテールレンズといったレクサスLM純正部品の輸入も検討中とのこと。
【SHOP INFORMATION】
住所:神奈川県厚木市岡田1-3-1
電話:046-280-4885
営業時間:10:00〜19:00
定休日:無休
https://claris.cc
**スタイルワゴン2020年9月号より**
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