薄さにとことんこだわり、実用性を考慮したエアロデザイン
KUHL RACING TOYOTA HIACE
クールレーシング トヨタ ハイエース(200系6型)

2004年のデビュー以来、16年に渡って進化しつづけてきた200系ハイエースですが2020年5月1日でもう6型にまでなりました。今回のマイナーチェンジでは、デジタルインナーミラーやインテリジェントクリアランスソナー、Toyota Sefety Senseなどデジタル安全装備を充実させているのですが、それにともなってフロントグリルの一部デザインが変更されています。バンパー自体の形状は4型や5型と同じようです。ということで、KUHLでは4型以降のハイエース・標準ボディ用に新たなエアロパーツの開発をスタートさせています。今回のコンセプトはなんといっても薄い!薄さにとことんこだわり、実用性を考慮したエアロデザインになっています。まだ開発中のクレイモデルの段階ですが、どのようなエアロになるのかチェックしてみましょう。

ハイエースの場合、ドレスアップカーとしての人気はもちろんなんですが、働くクルマとしてももちろん大人気ですよね。あとはキャンプとかのアウトドアでも最高に人気です。つまり、ありとあらゆる使い方をされているのがハイエースの特徴なんですね。そこで、今回KUHLではエアロパーツを装着しても走行の支障になりにくい薄さを徹底的に追求しています。とにかく薄くすることで、地面に擦ったりするのを防ぐというわけです。それでいて、デザインにもしっかりこだわっています。フロントはフローティングタイプといってバンパーから浮いているような形状にしつつ、サイドには大型のフィンを立てて空力を感じさせるデザインにしているんですね。このサイズでここまでの存在感をみせるのはさすがKUHLです。
ちなみに開発車両は4型のハイエースを使用していますが、エアロパーツ自体は5型でも6型でも装着可能ですよ。

サイドとリアもフロント同様に薄型デザインで、ボディの下部に装着するタイプとなっています。リアに関してはセンター部とサイド部の3分割形状になっていて、センター部が後方部に突き出しているのが特徴的ですね。ここでも空力を感じさせるというわけです。エアロパーツ自体は純正バンパーを残したまま装着できるので、写真のようにバンパーのステップをそのまま残すことができます。実用性を重視したいユーザーにはうれしいポイントではないでしょうか。
KUHLではエアロパーツはもちろんのこと、ローダウンやホイールを変更したカスタムコンプリートカーの設定も予定しています。かなりお買い得なプライスになるようですので、正式発売が楽しみですね。
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