【10〜20万円でもこんなに多機能！】売れ筋価格帯の車高調キットを連載で深掘り！｜第2弾はブリッツ・ダンパーZZ-R

2020年06月26日 05:30:00
乗り物
ドレナビ
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10〜20万円台の車高調キット　連載第2回

数ある車高調の中でも、10万円〜20万円台はもっともラインアップが多く、全長調整式や減衰力調整機構など、魅力的な機能が充実。全6回の連載で、売れ筋価格帯の車高調をピックアップ！第4回までは注目のモデルを1つずつ紹介、最後の2回では計26モデルをまとめて紹介します！

BLITZ／DAMPER ZZ-R

ブリッツ／ダンパーダブルゼットアール

車種ごとに、そのキャラクターに合わせて

特性を変えている、こだわりっぷりが光る

車高調ローダウンブリッツダンパーZZ-R ミニバン SUV 足まわりシャコタン — ブリッツ・ダンパーZZ-R

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「みんカラ　パーツ・オブ・ザ・イヤー」の車高調キット部門において、2018年、2019年の2年連続で年間大賞を獲得した実力派が、ブリッツ・ダンパーZZ‐Rだ。

便利な全長調整式であり、前後ともに32段階での幅広い減衰力調整が可能。大径44φのピストンを採用して減衰力の立ち遅れを制御。

しかもアッパーマウントやロックシート、それにブラケットにはアルミ素材を導入して、高い強度と軽量化を両立させているのがZZ‐Rの特徴。

このような充実した内容を鑑みると14万円台からというプライスが際立つ。

しかも、その充実ぶりは装備や素材ばかりではない。開発のアプローチからして抜かりなく行われているのだ。

車種ごとに異なるキャラクターに合った味付けにこだわっているZZ‐Rは、人間の感覚を重視した実走行テスト以外に、サスペンションシュミレーターでの測定も積極的に行っている。

こうしてタイヤと路面との追従性などを数値化して効率よく、乗り心地や性能を引き上げている。

ダンパーはシンプルな構造で剛性の高い単筒式だ。通常のオーバーホール以外に、交換作業が1度で済む、カートリッジの先出しも行っている。

アッパーマウントはアルミでいて、しかも鍛造製という贅沢なマテリアルを使っている。車種によってはキャンバー調整機能も導入されている。

固着の発生を防ぐためにロックシートはハイクオリティで製作されていて、フックレンチも専用品となる。さらに各部の補修部品も充実している。

乗り味はどう!? 不快な突き上げ感を抑制

実用的な速度域での扱いやすさを重視した味付けだ。特に路面からの突き上げには気を配っていて、自然な感覚で上手くいなしている。さらに最新の衝突被害軽減ブレーキや追従運転機能などの動作確認も行われているので安心だ。

【PARTS SPECIFICATION】

ショック ▶ 単筒式

減衰力調整 ▶ 32段階

車高調整 ▶ 全長式

車高調整幅 ▶ F:-100〜-15㎜、R:-70〜-35㎜（AYH30アルファードハイブリッドの場合）

アッパーマウント ▶ 強化ゴム

対応車種 ▶ ミニバン＆SUV、コンパクト、Kカー多数

価格 ▶ 14万7000円～

低さ重視のショーカーモデルもある！

DAMPER ZZ-R BB

ZZ-Rのスペックを引き継ぎつつ、さらなる走行性能の追求や、よりいっそうのローフォルムを実現させるために生み出されたハイスペックなモデルになっている。

【PARTS SPECIFICATION】

対応車種：ミニバン、コンパクト多数

価格：18万7000円～