キルトデザインの立体感をどうデザインしていくか
GARSON G2
「それこそ十数年前になるんですけど、D・A・Dの商品でキルトデザインのアクセサリーをデザインしていた時に、ふと……。こんなデザインのホイールがあったら面白いのでは? そんな思いつきがキッカケでした」と語るのは、数々のムーブメントを作り出してきたギャルソンの桑山代表。
そんな思いつきが頭のスミにありながらも、なかなか具現化する機会は訪れなかった。
そして時は流れ令和という新時代も始まったいま、カスタムシーンのトレンドも数十年前とはだいぶ変わってきた。
「昔は張り出しエアロとかでイッキにスタイルチェンジをしてましたし、ギャルソンとしてもそこに力を入れていました。しかし今は違いますよね。純正のクルマがすでにアフターパーツを付けたようにカッコイイ状態で出てくる。そこで個性をどう出していくか? そんな思いのひとつがこのG2なんです」。
実際にこのカタチにいきつくまではかなりの試行錯誤があったそうだ。
極太のプレートを周囲に配し、キルトデザインの立体感をどうデザインしていくのか? さらにはホイールとしての機能性も保たなければいけない。
それらをクリアして爆誕したG2は、狙い通りホイール交換だけでも十分なインパクトを与えられる仕上がりになった。
オフスタイルの注目度も高いRAV4だが、人とは違う“個性”という部分では、まさに常識無視! 他にはない自分だけの世界を表現できる。
「コレだけでも」RAV4をイメチェン可能
ホイール交換だけでスタイルが激変するというのがコンセプト。
あえて「D.A.D」でなく「ギャルソン」のネーミングを使ったのは原点回帰の思いもあり。
ひとめでラグジュアリー感を感じさせるダイヤキルトデザイン。
絶妙に立体感(凹凸)をつけてジュエリーのような輝きも実現。
いままでにない極太のプレート部にはGARSONの英字が彫りこまれている。
SIZE H-PCD PRICE
18×7.0J 5-114.3 4 万8000円
20×8.5J 5-114.3 6 万3000円
COLOR ブラックポリッシュ
CONSTRUCTION 鋳造1ピース
気になるトコロ
このデザインをひと目見て気になってしまうのが、空気を入れるバルブ部分とディスク部に穴があるのか? という部分。
バルブはダブルGARSONロゴを区切る中黒部にある。
そしてキルティング模様に合わせて、実は5カ所穴が開いている。
DEMO CAR
EXCLUSIVE ZEUS LUV LINE
WHEEL SIZE 20×8.5J+38
TIRE SIZE 245/45[NANKANG]
WHEEL COLOR BLACK POLISH
問:ギャルソン事業部 ☎ 072-952-0567
https://www.garson.co.jp
スタイルRV Vol.142 トヨタ RAV4より(2020.02.29)
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